介護職に復職する際のブランク問題

長い間介護職として働いていても、何らかの理由で一旦仕事から離れることもあります。
そして生活が落ち着いた時に復職することもできますが、そこには良い点と注意しなければいけない点があります。

まず良い点は、ある程度仕事の内容を理解しているのでスムーズに仕事を開始できる点です。
雇っている側からすると何も分からない新人よりも、ある程度仕事を理解して動ける人材の方が魅力的です。
そのため、面接も通りやすく、ある程度働くことで仕事を教える立場にもなりやすいので昇給の可能性もあるかもしれません。
とはいえ、ブランクがあるといことには変わりないのですから、注意する点もあります。
介護の仕事は毎日体を動かすので必要な筋肉などが鍛えられますが、長く仕事をしていないと筋肉も衰えてしまいます。
また場所によっては日勤だけでなく夜勤もあり、いきなり夜勤のある生活をすると自律神経が乱れて体調を崩してしまう可能性があります。
そのことを考慮すると、介護職に復職する時は力仕事や夜勤などに対応できるように体を仕上げなければいけません。

力仕事への対応はランニングなどで持久力をつけたり、筋力トレーニングで体を丈夫にすると良いでしょう。
体の基礎的な部分を万全にしておくと多少のことでは疲れにくくなるので、ブランクがあっても少しは楽になります。
夜勤への対応は簡単ではありませんが、普段から夜もスムーズに動けるようにしておいたり、夜勤明け後の生活リズムをどうすべきか前もって調べておくと良いかもしれません。
勤務を開始すると日勤も夜勤も問題無くできるようになりますが、最初の間は慎重に働くことをお勧めします。